1810年6月29日にイタリア北西部のトリノ(Turin)でフランス統治下のトリノ郵便局の消印が押されて、リヨンに宛てられたもの。右上部に104 / TURINの印が押されている。 トリノを含むイタリア北西部は1802年にナポレオン1世統治下のフランスに併合され、フランス軍が駐留していた。 大佐の差出便(差出人名の一部にColonelの書込みあり)で、文中にはLa Nouvelle Imperatrice Marie Louise(新皇妃マリー・ルイーズ)の書込みも見られる(1810年4月1日にナポレオンと結婚)。 送料は特定記録の場合254円、簡易書留の場合414円です。